ニュースリリース

2023/8/25

消費地近接型物流施設「SOSiLA厚木飯山」の竣工について

2023/8/25

SOSiL厚木飯山 外観


住友商事が開発を推進する消費地近接型物流施設SOSiLA(ソシラ)シリーズの「SOSiLA厚木飯山」(神奈川県厚木市)が、竣工を迎えました。近年、Eコマース市場の拡大により物流施設の需要が高まる一方、配送トラック・ドライバー、庫内就労者の不足が社会問題となっています。当社は、こうしたサプライチェーンにおける社会課題を解決すべく「人と社会をつなぐ物流施設」をブランドコンセプトにSOSiLAシリーズを展開し、消費地に近接したラストワンマイル(※1)対応の物流施設開発を進めています。

SOSiLA厚木飯山 都心部へのアクセスとラストワンマイル配送に適した好立地

SOSiLA厚木飯山は、地上4階建て、延床面積約1万8千平方メートルのマルチテナント型物流施設です。東名高速道路「厚木IC」から車で約18分、圏央道「圏央厚木IC」から約18分に立地し、人口が多い厚木市内にあることから従業員確保においても優れた立地となっています。また、スロープ型(1,3階接車)とすることで、保管効率及び配送効率を追求した施設となっています。

空間音響「KooNe」を導入 自然を感じる居心地の良いカフェラウンジ

植栽やソファを配置し自然との調和を意識したラウンジには、空間音響デザインソリューション・サービス『KooNe』を導入しています。時間の流れや四季が感じられる自然音を流すことで、居心地の良い空間を創造し、庫内従業員の労働環境を配慮した施設としています。
当社は「未来の物流の在り方を創造する」を基本理念に掲げ、「社会とのつながり」・「環境との調和・持続的成長」・「人と労働環境への配慮」の実現を、「SOSiLA」の共通課題としています。当社は今後もこのような取り組みを通じ、施設内就業者の労働環境改善に寄与していきます。

SOSiLA厚木飯山 鳥瞰写真

当社の物流施設事業

当社は、オフィスビル・商業施設・分譲マンションと並び、物流不動産を不動産事業の「第4の柱」として位置付け、「人と社会をつなぐ物流施設」をブランドコンセプトに掲げ、全国で「SOSiLA」シリーズの開発を進めています。SOSiLAシリーズでは、「SOSiLA厚木飯山」を含めて計18棟の物流施設が竣工しており、竣工予定物件を合わせると総延床面積は約148万㎡(約44万坪)超、資産規模は約3,900億円(※2)となっています。2023年では、他にも首都圏に位置する「SOSiLA厚木金田」(神奈川県厚木市)、中国地方では初の地方案件となる「SOSiLA岡山南」(岡山県岡山市)を着工済みです。また、2007年に竣工した「SOSiLA習志野茜浜Ⅱ」では、SOSiLAシリーズとして初めて大規模改修事業を行うなど、既存施設のバリューアップも進めていきます。

(※1)物流施設からエンドユーザーまで商品を運ぶ配送の最後の区間
(※2)自社資産に限らず、当社が投資するファンドの保有資産なども含む。開発物件は完成時の資産規模を指す。

<SOSiLA厚木飯山 物件概要>

住所 神奈川県厚木市飯山南3丁目2476-1
交通 小田急線 本厚木駅 バス20分
アクセス 東名高速「厚木IC」(7.4km、車で約18分)
圏央道「圏央厚木IC(7.3km、車で約18分)
延床面積 約5万8,500平方メートル(約17,800坪)
竣工年月 2023年7月21日

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